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登山やカメラなどなど

【登山】2018年夏の「燕岳」へ!シーズン土日にテント場を確保せよ!

あっという間に梅雨も明け、今年もいよいよ夏山登山のシーズンがやってきました!
そんな今回はそう、みんな大好き北アルプスは燕岳に登ります。




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とはいえ、この時期の燕岳、さらに土日となるとまさにどったんばったん大騒ぎ。
さらに今回は燕山荘には泊らず、テント泊を目論みました。
幕営可能数が30張前後の燕山荘テント場、それもこのハイシーズンに果たして無事にテントを張ることができたのか?
ということで今回は私が体験した2018年燕岳登山記をお送りします!
三連休を前にして、予定組まれてる方などに向けて少しでも参考になれば幸いです。
それでは行ってきます!

今回の工程

6/30-7/1(土日)
天気:6/30 晴れ時々曇り時々雨
   7/1  晴れ時々曇り

登山人数:2人
テント泊装備

中房温泉登山口
  ↓
第一ベンチ
  ↓
第二ベンチ
  ↓
第三ベンチ
  ↓
富士見ベンチ
  ↓
合戦小屋
  ↓
雷鳥は山をきれいにと泣いている看板
  ↓
燕山荘
  ↓
燕山荘テント場
  ↓
周辺散策
  ↓
燕山荘テント場(テント泊)


燕山荘テント場
  ↓
燕岳山頂
  ↓
北燕岳山頂
  ↓
燕山荘
  ↓
雷鳥は山をきれいにと泣いている看板
  ↓
合戦小屋
  ↓
富士見ベンチ
  ↓
第三ベンチ
  ↓
第二ベンチ
  ↓
第一ベンチ
  ↓
中房温泉登山口




【Day1】

確実に駐車場確保したいのなら深夜割引は諦めよう

金曜日、仕事が終わってお連れ様と合流しすぐに安曇野へ向けて出発します。
中央道は順調に流れており、日づけ変わる前ギリギリに中房温泉登山口近くにある「安曇野市営駐車場」に到着することができました。
ここ安曇野市営駐車場は第一・第二・第三駐車用まで用意されており、数字が小さいものほど登山口に近くなっています。
第一に車を滑り込ませると、この時間の段階ですで8割くらいの駐車量でしたが、なんとか無事に第一駐車場に停めることができました。


なお0時以降にETCを利用して料金所を通過すれば深夜割引が適応となりますが、
これを狙っていると車が停められなくなる可能性大です。
というのも、最寄りである梓川SAには割引狙いで待機中の登山者の姿がちらほらありました。
おそらくこの方たちも深夜割引狙いの方々だったのだと思います。
となると0時過ぎに料金所を超えて一斉に登山道入り口へと向かうとなると…。


ここは駐車場代金だと割り切って早めに到着されることをおススメします。





仮眠をとり起床すること午前4時半、
日が昇るころには写真の様に満車の状態です。
しかもよく見るとテント泊装備の方々が続々と登り始めてるではないですか。
今回の幕営地である燕山荘のテント場はあまり広くなく、
大体30張前後しかテントを張ることができません。
仮にテント場が一杯になってしまうと、それ以外の場所ではテントを張ることが出来ない為、
自然と燕山荘に泊まることになります。
とはいえこのシーズンの燕山荘となると激込み必須。
集団行動が苦手な私としてはなんとかテントに泊まりたいところです。
とはいえ今回ばかりはテント場確保できないかも…。
そんな不安を感じつつも急いでおにぎりをほおばり支度を済ませます、




7/7からは更に激戦の予感、乗合バス到着時間に要注意!

5:40に中房温泉登山口に到着しました。
…ってこの時間でにこの人の量。
これは大変だぞ…。



さらに注意しなければならないのは7/7以降です。
実はこの日から安曇野市内から乗り合いバスの中房温泉登山口到着時間が早くなるのです。
私が訪れた6/30はB運行のため始発の到着時刻は「7:35」だったのに対して、
7/7~9/1までのA運行期間の始発到着時刻はなんと…「5:55」になるのです!
つまり丁度この写真を撮った時間帯にマイカーの方々に加え、乗り合いバスの方でやってきた方々がここに集まるというわけです。
もちろんみんながみんな燕岳を目的地としているわけではないとは思いますが、
それでもテント場は確保しづらい状況に変わりないと思われます。
今後予定されてる方で確実に燕山荘テント場を確保したいのであれば日の出と共に登り始めるくらいで挑まれたほうがよさそうです。


乗り合いバスの時間はこちらを参考にしてください。
www.azumikanko-taxi.co.jp





ということで早々に登山開始です。
ちなみに今回で燕岳4回目。
このブログでも何度も紹介させていただいてますので一部すっとばしてご紹介させていただきます。
行程に関しては全く同じルートを歩んでおりますので、
一番下の過去記事などご参照いただければ幸いです。




二人登山にも関わらず別々に進む羽目に…

ということでまずは第一ベンチまでやってきました。
が、お連れ様のペースがどうも上がりません。
実はテント泊登山に慣れていらっしゃらない&半端ない湿度にかなりやられてしまっていたのです。
この間にも続々とテント泊装備の方々が登っていきます。
これは…テント張れないと頑張って登ってくれても寝れなくなってしまうぞ!
と考えた私はここから別々に進むことを提案しました。

幸い燕岳は昨年も一緒に登っており、
またこのルートは特別危険個所もなくほかの登山者も多いためこのように判断しました。
お連れ様もそのほうが自分のペースで進めるから助かるとのこと。
普段ソロ登山が多い私にとって他の人と登山をする機会などあまりないため、
実は楽しみにしていたのですが…しかたないですね。
一人にしてしまいやや不安ではありますが、ペースを上げて先へと進みます。




テント場確保の秘策、秘儀「合戦小屋スイカ飛ばし」

かなりペースを上げて「合戦小屋」までやってきました。





この時期の合戦小屋といえばそう、スイカです!
訪れた日もすでにスイカの販売が始まっていました。

この日の私の装備はというと二人用テントやら食材やら、
普段のソロ登山よりもかなり重量が重くなっていました。
さらにレンズはというと大三元×2、軽量広角レンズ×1というなかなかのわがまま装備。
ここまでハイペースで進んできたためさすがにかなり疲れていました。
周りを見回すと皆さんおいしそうにスイカを召し上がってます。
よっしゃ、私も食べるかと思った時に気づいてしまったんです。



(まてよ…ここでスイカ我慢して先へと進めばかなりのテント泊登山の方を抜けるのでは?)



確かに周りにはテント泊装備と思しき大き目ザックの方々がスイカを食べています。
イカを食べるのもかなり時間がかかるはず。
それならここでスイカを我慢すればテント場にも空いてるうちに到着できるのではないかと考えたのです。
うーん…。



…スイカはスルーだっ!先を急ぐぞっ!





ペース維持するならしっかりとした虫対策を!

そんなこんなでスイカを我慢して先へと進みます。
やはり読み通り皆さん合戦小屋でかなり長い休憩をされているようで、
先に他の登山者の方の姿は見当たりませんでした。
ここから更にペースアップ!と考えたのですが、実は今回の山行のほぼ全般で邪魔があったんです。
それは…虫!
とにかくすごい量の虫が顔の周りにまとわりつきます。
登山される方ならお分かりになるかと思いますがこの時期はとんでもない量の虫が襲ってくるんですよね…
息をすると間違えて飲み込んだり、鼻の穴に入ってきたりととにかく大変!
見た目はあれですが頭からかぶるネットなどを装備したほうが絶対いいです。
今回の登山でさすがに懲りたので私も購入することにします…。
ちなみにお連れ様は耳をやられて少し腫れてしまいました。
かゆかったり結構つらかったそうなので皆様もご注意ください。








無事に燕山荘着!テント場はまさかの…

出発から3時間45分で「燕山荘」に到着しました。
つ、つかれた…。





荷物を降ろすまもなく先にテント場の受付を済ませます。
ちなみに利用料は一人800円です。
手形を受け取りテント場へと進むと…





なんか…白くない?
そうなのです、なんとこの日の燕山荘テント場にはまだ雪が残っていたのです。
これは予想外でした。
しかも私、今まで雪上テント泊の経験もなければ知識もまったく持ち合わせておりません。
大丈夫か…?
幸い、場所に関してはやはりかなり早めに到着したためまだ選ぶことが出来ました。
確実にテント場を確保したいのであれば10時までに到着するのがいいかもしれませんね。
(日によって混雑具合も異なりますので参考程度にお考え下さい。)








とりあえず周りの方々を見ながら見様見真似で雪を掻きます。
ここまででかなり体力を使ってしまっており、更に予想外の雪かき。
ちなみにスコップは燕山荘にて貸してくださいます。
まるでSLに石炭をくべるかのように雪を掻く私、
初めて山で完全にスタミナ切れしてしまいました…。

とりあえずテントの設営を済ませ一息入れます。
そういえばご紹介がまだでしたが、なんとアライテント「トレックライズ2型」追加購入しました!

今後も2人でのテント泊が増えそうだということもあり思い切っての購入です。
こちらのテントもしばらく使い込んでみてレビューなどをブログにアップする予定です。
ちなみに、ステラリッジ1型のことを散々「狭い」だの「かまぼこ」だのと文句を言っていた私ですが、
トレックライズは逆に広すぎてしまいステラリッジ1型が恋しくなってしまうというまさかの事態に陥っています。
ということで今後はソロはステラ1型、2人の時はトレックライズと用途によってそれぞれを使い分けていこうと考えています。



しばらく休憩したのち、お連れ様を迎えに行くことにしました。
LINEで生存を確認していたとはいえさすがに不安です。
大丈夫かとハイペースで下ると鎖場付近で無事に確保できました。
なんでも他の登山者の方と話したり、のんびり休憩したりと意外にも登山を楽しめた様子。
迎えに来なくても大丈夫だったなぁと考えつつもとりあえず何もなくてよかったよかった。




みんな大好き燕山荘「サンルーム」で乾杯

無事にテント場に到着し、荷物を置いて時計を見ると11時となにやら良い時間。
混む前に食事を食べに出かけることにしました。
テント泊とはいえ折角の燕山荘、お昼は山小屋でいただきます。
燕山荘に入り、お土産コーナーで食べたいものを選びお会計を済ませます。





いつもの通り、あれこれ悩みつつも選んだのは、私が「ビーフシチューセット」、お連れ様は「山菜うどん」です。
そして…生ビール!土曜のお昼から山でビールが飲めるなんて…皆さんすいません。

嬉しい水分補給を楽しみながらのんびりと食事をいただきます。
このサンルームの雰囲気ってとってもいいんですよね。
私はここに来るのが楽しみで燕岳に登っているといっても過言でないくらい好きです。
家の近くにあったら毎日出かけるだろうなぁ…。




カメラを持って散策しよう!

お腹も満たされ、だいぶ体力が回復してきたところでカメラもって散策をすることにしました。
夏の燕岳は初めてなのでとても楽しみです!




高山植物の女王がこんなに…!満開のコマクサを撮る!

実は今回混雑するこの時期にあえて燕岳に登ったのには理由がありました。
それは「コマクサ」を見るため!
昨年燕岳に登った時にはすでに枯れてしまっており、非常に残念な思いをしたので今回はシーズンであるこの時期に登ってきたというわけです。
事前に燕山荘通信にて少しは咲いているという情報を得ていた我々。
早速コマクサを探しに向かうとそこには…





なんと想像以上のコマクサ達が咲いているではないですか!
とにかく見渡す限りにコマクサが咲き乱れています!
ここまで咲いていると思っていなかった我々は大興奮。
早速写真を撮影します。





DSC_8711

登山道保護の関係で立ち入り禁止できないところで撮影したため、
被写体までのワーキングディスタンスがそこそこありましたが、
「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 E FL ED VR」を持ってきたおかげで、
かなりアップで撮影することができました。




DSC_8943

こちらはまだつぼみの部分もありました。
まだまだこれからでも綺麗に咲く姿を見ることはできそうですね!




何度見ても素敵な山、燕岳を撮る


DSC_8740

お連れ様がコマクサ撮影に夢中になっている間、
私は少し先へと進み、いつものようにちんたらと三脚を立てて燕岳を撮ってみることにしました。





DSC_8745-2

しかし燕岳はいつ見ても本当に綺麗ですね。
北アルプス初心者向けの山なんて言われてますが、何度来ても楽しめる素敵な山です。




夕日が見れないのならお酒を飲めばいいじゃない

その後、夕日を見るべくテントに戻り早めの夕食を済ませます。
小屋泊だと夕日と食事のタイミングが被ることもありますが、
テント泊だとそんな時間にも追われず自分たちの好きなように過ごすことが出来ます。
荷物は重くなりますが、その分自由を手にすることができるのがテント泊の利点ではないでしょうか?

そんなこの日は夕方に近づくにつれなんだか天気が悪くなってきてしまいました。
残念ながら夕日は拝めず…。
そうなるとあそこに行くしかない!






やってきました!再びの燕山荘サンルームです!
こちらでまた飲みます!
ちなみにサンルームはおつまみなどの持ち込みも可能。
我々が持ち込んだおつまみを食べつつまたビールを飲んでいると、
食堂では丁度オーナーによるホルンの演奏が行われている最中でした。
サンルームは食堂横にあるため、このように食堂の様子が見えてしまうんですね。
テント泊なのに燕山荘をまるっと楽しめちゃうなんて…サンルーム最高です…。
ちなみにこの後、我々の後ろの席でオーナーはコーヒーを飲まれてました。





結局、サンルームの閉店時間まで居座っていた我々。
もっと居座りたかったのですがしぶしぶテントへと戻ります。
テントに入った瞬間、急に大雨が降ってきました。

この日の夜はとても荒れた天気となりました。
風もかなりの風速で吹き荒れ、
普段なら朝までぐっすり眠れる私がなんと夜中に二度も起きてしまうという事態に。
今までで一番荒れたテント泊でした。
稜線上ということもあり、風の影響はもろに受けますので石などを利用してしっかりとテントを設営してくださいね。





【Day2】

嵐の後の朝、広がる景色にとにかく感動

おはようございます…。
時刻は3時45分です。
当初は3時に起きて燕岳山頂にて日の出を見ようと思っていたのですが、二人とも寝坊しました。
というよりもお連れ様は夜眠れなくて3時ごろようやくウトウトしてきたところだそうです、
起こしてすみません。

風は夜ほどではないにしても結構な勢いで吹いています。
とはいえ天気は悪くなさそう。
ということで日の出を拝みに外へと出てみることにしました。
すると…





DSC_8821

そこに広がるは朝になろうとしている空と北アルプスの山々の姿が。
前日雲に覆われていた槍ヶ岳もこの日ははっきりとその姿を拝むことが出来ました。


朝日をどこで見ようかと迷った結果、
今回はテント場左側にある少し山になったところで見ることにしました。
ここからなら燕岳や燕山荘、槍ヶ岳など体の向きを変えれば様々な景色が楽しめると考えたからです。
写真目的であればこの山の上がおススメ。
ちなみにヘリポートは大混雑状態でした。





DSC_8830

遠くの空から待望の日が昇ってきました。





DSC_8841

周りにいた人達から歓声が上がります。
山頂で朝日を拝めるのも小屋泊・テント泊登山の特権。
山を楽しむなら1泊2日での工程が断然おススメです。





DSC_8845

槍ヶ岳方面を向くとそこには朝日に照らされた穂高連峰と燕山荘の姿が。
朝日もきれいですがこちらもとてもきれいでした。
ちなみに手前で三脚を立てて写真を撮られているのはオーナーです。
カメラを見るとなんとNIKON D5!
オーナーもNIKON使いということでなんだか少しうれしくなってしまいました。
それにしてもD5とはすごいですね…。





DSC_8852

燕山荘方面へと移動することにしました。
朝日に照らされるテント場、絵になりますね。
写真に写っている左側の小さな山が先ほどまでいたところになります。





DSC_8877

購入してからその使い道に迷っていた「AF-S NIKKOR 70-200mm f2.8E FL ED VR」ですが、
最近は山行にも連れ出すようになりました。
やはりその描写力はすさまじく、撮影してLVで結果を見たときにすごい!と毎回感じてしまいます。
今回は燕山荘中腹付近からこのレンズを使用して燕岳を撮影したのですがこの描写。
あとは腕さえ持ち合わせていれば…。
難点はやはり1kg越えの重量ですかね。
最近はあれこれやりたいことが増えてしまい大体いつも20kg前後を背負っています。
さすがに足だけで支えるのは少しきつくなってきたので、
そろそろトレッキングポールを導入しようかと検討しています。






DSC_8856

夏の青々とした木々を照らしながら登る太陽。
こんな風景を見られるのも今の時期だけです。
本当に堪能させていただきました!








初めてのミル引きドリップコーヒーに挑戦!


朝日を堪能したら腹ごしらえです。
今回はついにミル引きドリップコーヒーに挑戦してみました!
昨年にアマゾンでコーヒーミルをを購入してはいたのですが…なかなか使う機会がなく、
今回初めて山へと持ち出してみました。

普段は紅茶派の私でしたがやはり朝一番のコーヒーは格別。
ちょっと濃すぎたようにも感じましたがとても美味しかったです。
またお連れ様がバゲットを持ってきてくれたおかげでソロの時よりもかなり洒落た朝食を頂くことが出来ました。
ソロの時は朝からインスタントラーメン食べてるから…。
しかしコーヒーはいいですねこれ。今後も携行しよう。



テント場撤収!燕岳へと登る!


食事を済ませ、テント場に戻り撤収開始です。
沢山あったテントもだいぶ少なくなってしまっていました。
昨日お借りした手形は燕山荘受付にある返却口へと返します。
お世話になりました!






時間的にこのまま降りるのも少し早かったので燕岳へと登ってくることにしました。
青空広がる稜線上を歩くのは本当に気持ちがいい!
所々でコマクサを見ることが出来、夏の北アルプスを満喫することができました。





そして山頂に到着。
「燕岳(2763m)」登頂です。





まだ時間があったため、この先にある「北燕岳」にも行ってみることにしました。
何気にここから先は進んだことがないので楽しみです。




ついに出会えた!夏の雷鳥とエンカウント!

北燕岳を目指し進んでいる途中、反対から来るお母さんからなんと、
「この先で雷鳥が見れますよ」という衝撃的な情報が!
ありがとうございます!と御礼をしつつ、
いてもたってもいられず急いで目撃地点へと足を運びます。


お母さんに教えていただいた場所でカメラを構えるとそこには…





DSC_8923

いました!「雷鳥」です!
満開のコマクサの中をとことこと歩く雷鳥の姿がそこにはありました。
雷鳥は天敵のいない曇った日によく出会えると聞いており、
天気が良くなってしまった今回はもう会えないかなと諦めていただけにとてもうれしかったです。





さらによく見るとなんと雛の姿も!
よちよち歩いているその姿はとても可愛らしかったです。
コマクサに雷鳥に雛までと今回の山行はとても充実したものとなりました!
その後雷鳥たちはハイマツの中へ…かわいかった!





さあ我々は北燕岳を目指します。
北燕岳までの間は特別危険な箇所もありませんでした。




北燕岳から未踏の北アルプスの山々を望む


そして無事に「北燕岳(2723m)」に登頂。
山頂にはモニュメントなどはなく、山頂と言われないとわからないかもしれません。
燕岳からはこの北燕岳が目隠しとなってしまいその先の山々を見ることが出来ない為、
ここからの風景はとても新鮮でした。
北燕岳より更に北の特徴的な山々を撮影します。
…どの山がなんという名前かわかりませんがどこの山も登りごたえがありそうです。




さようなら燕山荘、さようなら燕岳

北アルプスの稜線上を堪能した我々は燕山荘まで戻ってきました。
時間的にも残念ながら下山を開始しなければなりません。
本当に名残惜しいですが、燕山荘に別れを告げて下山を開始します。
さようなら!燕山荘!さようなら燕岳!


この後は登ってきた道を下ります。
そして無事に中房温泉登山口まで到着、
今回の山行も無事に終わりを迎えました。




とにかく今の時期は混むけど…それでも登る価値あり!

ということで今回は初めてハイシーズンの土日に燕岳へとお邪魔してみました。
とにかくどこもかしこも人だらけで本当に山の上なの?と思わずにはいられないくらいの混雑量でした。
しかしながら山頂から見る風景は絶景の連続、またコマクサなどの高山植物もまさに今しか見られないとなれば、
やはりこの時期に登る価値は十分あると思います。


ただし今回はかなりテント場確保に重点を置きすぎてしまい、
肝心の登山自体がややつまらないものになってしまいました。
やはり自分たちペースで途中の工程も楽しみながら登るのが一番だと実感した登山となりました。
合戦小屋でスイカも食べたかったなぁ…。
とはいえやはりテント場を確保したい方はやはり早めの行動を心がけたほうがよさそうです。
また、合戦小屋通過はかなり効果的に感じましたので、
ご自身の体力と相談の上参考にしていただけばと思います!
あとは虫対策を忘れずに!
私も何匹食べてしまったことか…
とにかくたくさんの虫が顔の周りをまとわりついてきますのでご注意ください!
上でもご紹介した通り、ネットをご持参されるのが本当におススメです。



今年も始まりました夏山登山シーズン。
昨年は台風に邪魔ばかりされてしまいましたので、
今年こそはいろんな山に行ければいいなと思います。
次回も北アルプスにお邪魔する予定です。
それでは!




燕岳が出てくる過去記事

D850を発売日に購入、翌日に燕岳に連れていきました。

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その後、表銀座テント泊縦走に挑戦。

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オリンパスNIKONへ乗り換えたのも、思えば燕岳がきっかけでした。

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