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登山やカメラなどなど

【Suunto】「SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR」とランニングに出かけてきました!

クティビティでの使い勝手は!?
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今年の9月に購入してからというもの、
NIKON D850購入やら北ア縦走やらで出番のなかった
SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR」

このままでは忘れ去られてしまいそうなので、
ようやく重い腰を上げアクティビティで使ってみることにしました!



ランニングしよう!


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今回はランニングでの使い勝手を確かめるべく、
「山中湖」にやってきました。

富士五湖は我が家からも比較的近いため、気が向いたときにランニングなどで出没しています。
その中でも特にお気に入りなのがここ、山中湖なのです。
周囲は約13kmと短いのですが、
サイクリングロードや歩道などがしっかりと完備されており富士五湖の中でも一番安全に走ることが出来ます。
また富士山が一番近く見えるのも山中湖ならでは。
さらに私のよく行く「mont-bell 富士吉田」店が近いので、買い物のついでに走ったりもしています。
富士五湖周辺はどこもフリースペースがあり、車を停める場所にも困らないところもお気に入りのポイントです。

さて、いきなりクイズです。
実はこの山中湖、実はとある大型の哺乳類の形にそっくりなのですが、
果たしてその哺乳類とは一体何でしょうか?






…3、2、1、終了ー!






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正解は、「クジラ」でしたー!
このように看板にもクジラの形をしたと記載されています。



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書いてみました。
なるほど、確かにクジラですね!
ということで今回はクジラの形の山中湖を反時計回りに山中湖を一周して戻ってきます。
現在地と書かれたところがスタート&ゴールです。




SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR」を使おう!

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いよいよ購入以来一度も使用していなかった「SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR」の登場です。



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ちなみに右手にはいつものSuunto Traverse ALPHA」を装着。



今回は二台体制で挑みます。
さらにiPhoneアプリ「Runtastic」でロギングも行います。
www.runtastic.com

SUUNTOを購入する前からこのアプリを利用していまして、
1kmごとに音声で情報を教えてくれるためかなり重宝しています。



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ウォーミングアップを済ませたら時計側の設定を行います。
メニュー項目「エクササイズ」よりア「クティビティ」を選択します。
SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR」の場合、
ランニング・トレイルやスイミングといった約80種類のアクティビティがデフォルトで設定されています。
「Traverse」の場合、自分で設定する必要があったと思うのですが、この辺りはこちらのほうが便利ですね。
今回は「ランニング初級」を選択します。
初級というのは現在これしか表示されていない状態の為、これを選択しました。
おそらく使い込んでくるうちに中級、上級と表示が増えてくるっぽい感じがします。



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あとはスタートを押せばロギングが開始されますが少し待ちましょう。
そうすると、GPSの信号受信と共に心拍数計測が開始されます。


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一体どうやって心拍数を計っているんだろう?と思い裏面を見てみました。
このようにLEDランプの光を用いて手首の血流量を測り、そこから心拍数を算出しているようです。
そのため、時計と肌が密着した状態でないと測定が出来ないので注意が必要です。


公式サイトに仕組みと注意点が記載されてましたので、
心拍数計をメインで考えている方は一度目を通すことをお勧めします。
www.suunto.com


上記サイトにも記載がありますが、精度に関しては別売りの心拍数ベルトを使用したほうが高いそうです。
精度を重視される方は心拍数ベルトの導入も検討されたほういいかも。
でも金額も高いんですよね…



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心拍数検出までの時間はあっという間でした。
測定時は85でしたが、
私の心拍数は平常時で80~105くらいなので大体許容範囲内かと思います。
合わせて「Traverse Alpha」と「Runtastic」もセットし、いよいよ準備完了!
さあスタートです!


スタート!

スタート後、しばらくは湖から少し離れた道沿いを走ります。
最近はジムのランニングマシンの上ばかり走っていた私。
お陰でペースがわからず、しょつぱなからハイペースで走ってしまいました…



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走り出してまず感じたことは「SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR」の軽さでした。
右手の「SUUNTO Traverse Alpha」は腕を振った時などに振り子のように触れるのがわかるくらいの重さなのですが、
左手の「SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR」はそのようなこともなく、また体に密着しているため存在自体全く気になりません。
さすがは重量56g(メタルベゼルモデルは66g)ですね。
またこのバンドの肌触りもよく、こういったアクティビティにはとても適しているように感じます。



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実は一番気になっていたのが「日光下における液晶画面の視野性」でした。
初めて開封した際、(あれ?あまりきれいじゃない…)と思ってしまった液晶ディスプレイ。
この液晶では外でのアクティビティ時厳しいのでは…とずっと気になっておりました。

しかし実際はそんな心配も無用。
日の当たるところでも写真の様にしっかりと数値を確認することが可能です。
驚くことに白黒液晶の「Traverse Alpha」よりも断然見やすかったです。
ただし、操作時などの白いバックだと少しチープに感じてしまうかもしれませんが、
黒バックなら問題なさそうです。

左上に表示されているのは「平均速度」、右上は「心拍数」です。
中央は「走破距離」で一番下が「アクティビティ経過時間」となっています。
どの数値も一目で認識できるレベルの視野性がありました。

また1kmごとに震動による合図とともにサマリーを表示してくれました。
この文字も見やすかったのですが走りながらだとうまく撮れず…残念。



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さて、ランニングコースはというとスタート地点から半周くらい進んだところまでやってきました。
この辺りから道路を離れ湖沿いを走るサイクリングロードに変わります。
車は少し離れたところをそうこうすることになるのでかなり安全です。
そして…この辺りから前方に「富士山」が見えてきます。
この日はあいにく少し雲がかかっていましたが、雲がなければ絶景が広がります!
富士五湖のうちで一番富士山が近いのはここ、山中湖です。
早朝になると富士山目当てのカメラマンの姿も多く見かけます。



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横を振り向けばすぐそこに湖が広がります。
やはり外を走るのは気持ちがいいです!



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また、山中湖では白鳥の姿を比較的よく見ることが出来ます。
この日も何羽もの白鳥がのんびりと水面を泳いでおりました。
意外と人なれしていてかなり近くまで近づくことが出来ますよ!
(写真は以前撮影したものです。)



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約10kmほど走ると賑わうエリアを走ります。
この辺りは観光客が多く、また歩道はこのように木のテラスのように整備されています。
人が多いのでご注意ください。



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釣りをしている方もたくさんいらっしゃいました。
何が釣れるんでしょうか?



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しばらく進むと道路沿いとなります。
この辺りはすぐ横を車が走りますのでかなり注意が必要です。
土日の富士五湖周辺はかなり交通量が多いのでご注意ください。


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再び歩道が出てくるといよいよゴールもすぐそこ。
焦らず自分のペースで進みます。




ゴール!

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そして無事にゴール!
時計右上のボタンを長押ししてロギングを停止させます。
今回は「13.67km」走破、時間は「1時間13分15秒」でした。



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次に1kmごとの走破時間と心拍数が表示されます。
しょっぱなの飛ばしっぷりが半端ないですね。
また、オートラップとなっていますが時計のボタンを操作することにより、
任意のタイミングでの記録も可能です。
14になっているのは間違えて押してしまったからです。
押し間違いを防止したい方はロックもかけることが出来るのでご安心を。




使ってみた感想!


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ということで今回初めて「SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR」を利用してみました。
率直な感想としては「この値段でこの性能なら大満足」と感じました。

所々値段相応に感じる部分もありますが機能がしっかりしている為、おそらくほとんどの方が満足できるのではないでしょうか?
低価格ながら手を抜かずしっかりと作られている印象です。
また、デフォルトで様々なアクティビティ設定がインストールされている辺りからも、
初めてのGPSウォッチとしては最適な一台ではないかと考えました。

ただし心拍数は参考程度に考えていたほうがよさそうです。
一度190と表示されて思わずペースを落としてしまいました。
やはりどこまで信用してよいのかがまだわかりませんでした。
この辺りはもう少し使い込む必要がありそうですね。
また、別売りの心拍数ベルトと併用した場合の結果が気になります。

また思った以上にバッテリー持ちがよかったのにも驚きました。
100%の状態からロギングして終了した段階での残量がなんと99%!
(ちなみに「Traverse Alpha」は80%でした。)
液晶ディスプレイモデルだったのでこの結果には驚きました。

個人的には登山など動きの比較的遅いアクティビティよりも激しいランニング・トレランや自転車などに向いているように感じます。
重量が軽い分、アクティビティに集中することが出来るはずです。
軽くて手ごろなGPSウォッチお探しの方にはおススメできる一台です。

次回は今回の結果をMovescountと同期して各機器との結果の比較などしてみたいと思います。

それでは!